2015/12/23 20:05

今日はチェコの文化の紹介です。クリスマスの風習について書いてみました。チェコのクリスマスって・・・?って、イメージがわかない人が多いと思うのです。そこで、今日はその話題をひとつ。現地在住バイヤーの記事です。

チェコクリスマスの風物詩、2015年も鯉のマーケットが出てきました。チェコは12月24日にお祝いをするのですが、その日の晩餐には鯉のフライを食べるのです。クリスマスの1週間前ぐらいから、鯉マーケットが出てそこで活きの鯉を生簀で販売してます。昔は買った鯉の頭をがーん!と殴って気絶させて、自宅に持ち帰り、クリスマス前に絞めていたようですが、今はその場で一匹買ってさばいてもら宇、という人が殆どのようです。今年は暖冬だからまだましですが、鯉を販売する人は大変。鯉はチェコのあちこち(特にボヘミア南部)で養殖されて、この時期に販売されます。もちろん通年で鯉を販売していますが、今のところチェコ人日本人の友人たちで、鯉好き(食べるの)に出会ったことがありません。伝統だから・・・という理由でクリスマスに食べる人が多いようです。鯉は豊かさのシンボルでした。

チェコはとっても緑が多いところ!そんなわけで、野生動物もたくさん、田舎に住んでいる家族は家畜を飼うというケースが今でも多くて、動物が今の日本よりずっと身近な存在です。鯉の養殖だって、中世に造池技術がずいぶん発達して、作った池で養殖を始めました。ずっと昔から動物は身近な存在だからこそ、動物モチーフのアクセサリーも多く販売されているのかもしれません。Emilie Accessoriesは動物モチーフビーズもたくさん在庫してます。今後、動物モチーフビーズを使った作品も随時発表していく予定です!お楽しみに。

(写真は郊外のスーパー前に出ていた鯉マーケットです。大きな樽のような生簀にたくさんの鯉が入っています。)