2016/02/29 19:04

今日は久々の更新です。料理ネタです。

先日、プラハにてベトナム鍋食べました。
鍋食べようと言い出した友人が発起人となり、当初は中華鍋の会になる予定が、ベトナム鍋の会に。チェコってベトナム人達が沢山住んでいて、マーケットやレストラン経営に携わっている人が多いのです。サッパリとしたベトナム料理レストランが増えるのはうれしいことで、チェコに住む日本人、結構ベトナム料理屋に通っています。でも、普通のベトナム料理屋にはあんまり鍋おいてません。ですから、ベトナムレストランに足しげく通う私ですら、鍋の存在を知りませんでした。(鍋を教えてくれたお友達Mさん、ありがとう!)

ベトナムって暑いところ・・・ってイメージで、鍋をするってことを知りませんでした。でも行ってみて、すごく美味しくてびっくり!日本には無いような味わいのスープなんです。

具は海鮮系(内陸なので限られてはいますが)+肉+チンゲン菜+湯葉。

スープの色は一見辛そうに見えるんですが、食べてみると意外とサッパリあっさり。魚介が入るので、よいおだしが出まして、食べれば食べるほどに深みにはまるという具合。

例えると、辛くない、ちょっと味の薄いトムヤンクンみたいなお出汁。お鍋のタレはありません。

それにベトナムお馴染みの香草パクチーが入っているのです。

日本の鍋との違いはもちろん味も具もそうなんですけど、それよりも日本はどんどん具を鍋に入れて、煮えた先から食べていきますが、ベトナム式だな~と感じたのは、鍋にいったんある程度のものを入れて煮えたら、食べつくしてしまうということ。また次の具を入れて煮て食べきり…というのの繰り替えしなんです。

ベトナム料理屋のお姉さんが鍋奉行してくれました。時々『具いれすぎ!』と厳しいダメ出しが・・・

そしてお肉は煮えすぎるとダメなのか?金属製のザルに入れて、鍋に入れます。(写真に柄がついたザルがうつっているのはそのせい)

鍋の出汁を完コピするのはちょっと難しそうです。日本にはない味の組み合わせですので、何が入っているのかさっぱりわからないのです。いつか、鍋奉行に聞いてみたいと思います。

チェコに来られるご予定のあるかた、お問い合わせいただくと、レストランの場所お教えします!