2016/01/13 18:41

チェコの冬は厳しく、特に山の中になると、昔の人は大変な思いをしたんだろうなぁ…と思います。雪は降るし、気温は半端なく寒いし。山だから、春になったとしても耕地面積も少なく、土地も肥えてないし、遅い春がやってきたと思うと、すぐに夏。そのあと直ぐに寒くなる…となると、適作期は短いし。厳しい生活だったんだろうな~と、山に行くと想像します。

そんななかで、製品としての価値が高いガラス工芸が重要産業として、山の中の生活を支えていたんでしょうね。山だと燃料となる薪の確保が簡単だっただろうし、労働力もあり、そして材料の調達もできたのかも。

今もチェコの北部では、職人さんたちが生活してます。ガラスの産業は、ガラス器、工業用ガラス、装飾品、シャンデリア等様々な分野でチェコで生き残っています。大きなモーゼルやボヘミアクリスタル等の大工場を見るのも楽しいですが、小さな工房を見つけて歩くのも楽しいです。

先日、仕入れに行ってきました。山は雪が積もって、道は悪かったのですが、行った甲斐がありました。材料調達だけではなく、山の雪景色を楽しめました。行くと、雪道をよく来たと、仕入れ先の関係者が暖かく迎えてくれます。

今回は、ボタン、ビーズ、トロールビーズに似たBHビーズ等を仕入れました。これから日本に発送です。また新作発表をしてまいりますので、お楽しみに!